広場のコンセプト&北3条通りの歴史

札幌市北3条広場について

札幌市北3条広場(以下広場)は、札幌のメインストリートである札幌駅前通と歴史的観光資源である北海道庁赤れんが庁舎の間に位置しており、さまざまな活動や気軽に憩うことができ、継続的・恒常的なにぎわいの創出の場として新たに整備される空間です。

広場には以下の目標像があります。目標像にご理解くださいますよう宜しくお願いいたします。

○ 大人の文化を享受できる空間
この広場は、創造的・文化的な活動や洗練された取組等が展開され、さらに休憩スペースとして優雅に過ごせる居心地の良い落ち着いた空間を目指しています。活用に際しては、日常的には豊かな時間が過ごせる場やイベント利用時(アートイベント、音楽イベント、マルシェなど)には質の高い企画となるよう、利用者とともに作り上げていきます。
○ 札幌の美しさを感じられる空間
イチョウ並木に強調される道庁赤れんが庁舎へのビスタが、札幌を象徴する美しい景観となっています。道庁赤れんが庁舎の眺望や周辺環境に配慮したイベント等の提案・実施に努めます。
○ 四季を通じて憩い楽しめる空間
四季の変化が明確な札幌の特徴を活かし、都心部に少ないと言われている休憩が可能なデッキを設置しております。多くの方々に季節・時間毎に姿を変える様々な表情を楽しんでもらえるような、人に優しく、ホスピタリティ溢れる空間の創出を目指しています。

広場の活用コンセプト

広場の活用にあたっては、広場の設置目的や活用の目標像の実現に向け、以下の4つを活用のコンセプトとして定めております。なおご利用に際しては、利用案内にございます「利用の手引き」を必ずご一読ください。

① 都心の回遊性を高め歩いて楽しい広場
  • ・都心来街者を誘引する取組(イベント)の場として活用
  • ・周辺民間施設と連動したにぎわい創出の場として活用
  • ・日常時の落ち着いた、居心地のいい休息の場の提供
② 文化・芸術との出会いの場として文化の香りのする広場
  • ・市民や企業による創造活動の情報発信(発表)の場として活用
  • ・市民や企業による創造活動の育成(チャレンジ)の場として活用
  • ・文化、芸術関連施策の情報発信の場として活用
  • ・札幌市による「創造都市さっぽろ」関連施策の情報発信の場として活用
③ 市民の公共・公益活動の場として協働のまちづくりを支える広場
  • ・市民による公益的活動の情報発信(発表)の場として活用
  • ・全国、全世界における公益的活動との連携の場として活用
④ 札幌・北海道の魅力を発信する広場
  • ・札幌の観光資源を情報発信する場として活用
  • ・北海道の観光資源の情報発信の場として活用

北3条通の歴史

 北3条通が造られたのは、明治初頭。当時は「札幌通」と名付けられ、東に延びる通り沿いには札幌農学校や開拓使の官営工場など、様々な機関が集まりました。大正13年(1924年)、道庁赤れんが庁舎正門前から札幌駅前通までの区間(延長 117.27m、車道幅員 14.54m)に、札幌で最初の舗装道路である木塊舗装(車道)とアスファルト舗装(歩道)が施工されました。
 木塊舗装は、道南のブナ材から、長さ15cm、幅9cm、厚さ8.5cmの大きさの木ブロックを約 12 万 4 千個採り、クレオソート油とコールタールを混ぜた防腐剤を含浸させて施工しました。翌 14年(1925年)には、東京から運ばれた樹齢 19 年のイチョウ 32 本が植樹され、北海道最古の街路樹として、今でも 29 本が現存しています。
 平成23年(2011年)には、この木塊舗装とイチョウ並木が、札幌で最初に整備された近代街路で、当時の道路設計を今に伝える現存最古のものであり、札幌を代表する道路景観を形成していることなどから、公益社団法人土木学会より選奨土木遺産に認定されました。

明治当初の北3条通り。当時は「札幌通」と呼ばれていました